薪ストーブの逆流

お客様のご自宅に伺う機会があり、薪ストーブを見てきました。
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調理で少し汚れたその薪ストーブは、嫁いだ娘がそこの家で家族になったような気がして目頭が熱くなりました。こう見えても(見たことのある人は少ないですが)涙もろいのです。
お客様は勤めの関係もあり、夜に2から4時間しか焚かないようです。生活パターンを考えて割り切った使い方は非常に大切です。
オーブンの蓋に少し不具合があり改修をしました。また、点火時に逆流することが多いと聞いていたので疑問を解決するため、点火して観察を試みる。確かに、僅かではあるが点火時に逆流する。トイレ、浴室、24時間換気、レンジフードは回っていない。しかし、自然現象とは考えにくい。問題は持ち帰って宿題としました。

お客様の自宅はそよ風が付いています。
OMソーラーと似たシステムですが、下記はOMとSo(そよ風)の違いを建築家・網田一久さんが解答していたサイトがありましたので掲載します。

1、集熱空気の取込み方

(So): 集熱した空気は屋根上のチャンバーから取り込む (夏場向き)

(Om):通常では集熱した空気は屋内の棟ダクトから取込むのが一般的。最近は南屋根上?(冬場向き)

2、夏排気の方法

(So): 夏場の無駄な熱い空気は屋根上で直接排気する。

(屋内が暑くならない・施工も比較的やりやすい)

(Om): 夏場の熱い空気もいったん室内のハンドリングに取り込む。

(屋根の複写熱で夏の小屋裏や2階が暑くなりやすい・2帖程度の断熱を施した機械室が必要)

3、屋内空気の循環機能

(So):屋根排気中も可能→夏日中も室内空気の循環ができる。(補助冷房の機能も追加できる)

(Om):屋根排気中はできない。(夏の効果が薄い)

4、専用部材

(So):屋内設置部材が小さくて簡素 (施工が簡単、メンテナンスもしやすい)

(Om):屋内設置の部材が大きくて数も多い(手間が少しかかる)

5、施工

(So):工務店・設計事務所に限定がない。(自由度があり、コストダウンも可能)

(Om):会員工務店に限定される。(制約もあり一部の方にクローズされる)

以上

そよ風が何か悪さをしていないか考えました。点火時の状況は下記の2パターンが考えられます。
冬 運転停止

冬 暖房循環運転
運転停止時はほぼ無関係でしょう。問題は暖房循環時です。循環ですから室内の圧力は変わりませんが、自然の法則に逆らい上部の暖気をダクトで床下に送っているのでそこそこの風量と推測できます。要するに上部に向かってFANによる強い上昇気流があり床のスリットから暖気を引いているのです。そうだ、これだ!!
おそらく床下のスリットにも負荷があるわけだから、煙突の内部の空気もわずかに引いているのであろう。それしか考えられない。今度点火時に循環FANをOFFにしてから点火をしてもらおう。
 

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