久しぶりのブログ更新です。この言葉を残しておく。
限界集落の天龍村に薪ストーブの納品に行ってきました。 道中の国道418号は国道とは思えぬ切り立った山肌を削り、狭く見通しが悪いタイトなカーブの連続。日帰り林道ツーリングの亡者であった私をも圧倒される場所であった。こんな場所で暮らせるのだろうか?そんな不安はすぐに打ち消されたのです。
納品日にはちょうど、日テレ系列で天龍村の 女の子が「ボンビーガール」として紹介されておりました。村内にコンビニない、信号ない、住民の約6割が65歳以上。コンビニがないと生きられないとか、セレブな街でランチしたり、高級ブティックで買い物したりする人には理解できな世界であろう。それこそ無理・無理・無理な場所なのだ。
ところがそこに暮らす方々はとても生々としていらっしゃる。お客様いわく60歳で若手。90歳で一人前なのだそうだ。
お客様のところで夕食とお酒をご馳走にました。食卓いっぱいの色とりどりの自家製無農薬野菜とお米。どれも一流料亭でも味わえない美味しさです。一流料亭など行ったことはありませんが、それは事実でしょう。 お客様の友人である地域おこし協力隊の女性も同席して楽しい時間でした。
ボンビーガールを視聴しらがら、その女性いわく私にもその企画の話があったが断ったそうです。 部屋の内部の撮影や面白おかしくするための無理な企画の要求に応えたくなかったそうです。結局、バラエティーは面白く視聴率が取れればいいいのである。出演者のボンビーガールの裏話も解説付き。リアルタイムで流れる映像にリアルな解説付き。まさにお笑いの3Dや!by彦丸。
お酒も進む中、その女性は「自分の健康のため」「田舎暮らしがしたい」「天龍村が好き」「天龍村に暮らしたい」そして何よりも「私は生きる力が欲しい」と・・・
かっこいい、かっこよすぎます。私の瞳が乙女になってしまいました。その言葉はメモって私のオリジナル座右の銘にして、飲み会の女子の前で発表してモテたいと思います。
ところが現実はその女性の本格移住は困難なのです。総務省の予算で村が窓口。任期が1年ごとで最大3年。3年の任期が終わると延長が難しい。また、その後の役場での採用は難しく地縁血縁が優先される事実。私が村長なら独断で採用したいわ。
国も東京都も限界集落もお役人様は共通する部分があるな。
一方で成功しつつある事業もあるようです。地域おこし協力隊のOG、OBたちが集まり10月1日に天龍村にゲストハウスをオープンさせました。昔からの屋号を継承した満月屋さんです。
その方々からは薪ストーブのアドバイスをもらいたいとお客様からお聞きしていたので足を運びました。オープンはしているものの雑然とした倉庫?もあり、そこにカフェを併設して薪ストーブを置きたいという。残念ながら今まで使っていたお客様が使っていた古い薪ストーブを貰い受けたものです。新規購入の場合は「総務省から薪ストーブの予算をもらって出直しな」そんな制度はありませんけど(笑)
そこに働くであろう若い男女は生々と輝いておりました。揶揄するとサークルの延長のようですが、汚れてしわくちゃな衣服。すっぴんの女の子。生きる力にあふれています。勝手にリフォーム全般にもアドバイスすると、「何か必要なものがありますか」とリーダーらしき男性から質問があった。それはね「知恵なだな」とおじさんの上から目線に一同苦笑い?いやいや女の子達は乙女の瞳になっていたのに違いない。
USJのアトラクション?とも思える合併槽。最初は雨水タンクかと思ったが・・・凍結防止の電気料を中部電力にお布施するのかな?そもそも法的に問題はないのかな?でも最高の看板である。今度、ゲストハウスに泊まってみたい。
今回のお客様と話がはずんだが、私のことを「〇〇さんて変わっていますね」と。あんたに言われとうないわ。お客様も相当変わっていらっしゃいます。いや待てよ。私のお客様はすべて変わった方々です。生きる力があり、本物を選びます。お客様=生きる力=本物=私の薪ストーブ=私=かっこいい。このように都合よく解釈します。
最後に薪ストーブネタ。帰りはドライブ気分で観光してきました。とある農産物直売所に大きな中古薪ストーブが。なんやねん。ただの鉄の箱だ。このような薪ストーブが手造りストーブとして販売されている。買うのも造るのも自由ですが私はないな。
