最悪の一日。ヒルナンデス。

軽トラに鋼板を積んで薪ストーブの部品の加工に出発。その時は小雨であったので、碓氷峠を越えていく道を選びました。

走ること5分、突然ハンドルが揺れる。少し広い路肩に駐車して車を確認。なんと左前輪がパンクしている。しかも一気に空気が抜けたのだ。雨足は急に激しくなる。コーナーが多いので三角停止板を後方に設置してタイヤ交換を開始。

フルキャブの軽トラの車載工具でのジャッキアップは人生初の経験です。いつもはガレージジャッキで楽々とタイヤ交換をしているが、ジャッキを掛けるところがフルキャブなのでやけに遠い。アスファルトはビショビショで膝も着きたくないし、路肩には大量の落ち葉。大雨の中、傘を投げ捨て無理な体勢からジャッキアップし、タイヤを交換。人生で初めてJAFを呼びたくなりました。(JAFは電話をしてもここは1時間はかかるし、私にJAFを頼る選択肢はない)

峠を越える車は10台ほど通り過ぎましたが、誰一人止まりません(期待もしていませんでしたが・・・)しかし、私が深田恭子だったら皆さん止まって助けたでしょう(私も、もちろん助けます)体はビショビショだが蒸し暑い。額の汗を拭おうとした、その瞬間に左前腕に軽い痛み。この痛みは4日前にも経験した痛みだ。

この山はヤマビルの生息地。もしやと思い腕に目をやると、またしてもヒルに吸血されている。

4日前は群馬のパワースポット?松井田町指定天然記念物の巨木の撮影に行ったら、案の定ヤマビルに二箇所やられました。予想外の林道から500mの藪こぎのような登山道を歩いたのがいけなかった。

五郎の大杉

人の皮膚には1平方センチメートルあたり100〜200個の痛点があります。しかし、ヤマビルのヒルジンにより痛みを感じることは少なく、また、血液が凝固しにくくなるため、ビックリするぐらい出血をする場合があります。

ヤマビルは軽井沢にも普通に生息していますよ。だから、私はむやみに山には近づきませんが、パンクでは致し方なかったのです。Tシャツはずぶ濡れだし、他にヤマビルの吸血はないか、服に付着はないかを確認するため一旦自宅に戻る。

すぐに裸になりシャワーを浴び、服の確認。どうやら被害はない。気持ちを落ち着かせ、履いていた作業靴を確認すると2匹の可愛いヤマビルちゃん。お塩をかけていただきます。いやいやヒル退治。全く奴らはすばしっこい。1mを30秒ぐらいで移動するし、振動、体温、二酸化炭素等を精密センサーで感知して皮膚に付着して吸血する厄介な連中だ。パンストを履いていると吸血はできないようだが、私には今はその趣味はない。将来はあるかな?(笑)

もう10年ぐらい前にヤマビルの対策ができないか、役場に相談したが、梨の礫であった。今でも危機意識はないであろうし、あっても口外はしないのであろう。あの思いはもう二度とゴメンだ。10年以上前、近くの山で大量のヤマビルがアンテナを立て、一斉に風に揺られるように同じ方向にゆらゆら。まるで穂が揺れるが如し。

大繁殖の原因は鹿や猪の大繁殖と密接な関係があるようだ。鹿や猪の血を吸い繁殖するのだ(一匹でも繁殖するらしい)野生動物が多い地域は危険なのです。この日はパンク前にニホンカモシカを目撃して喜んでました。(軽井沢ではニホンジカよりニホンカモシカをよく見ます)

着替えた服は、なんとなく嫌な予感がしたので再びよくチェックして風呂場に隔離。帰宅後にこのブログを書いているので、妻に先に風呂に入るように促しました。しばらくすると風呂場から「キャー」という悲鳴。もしやと思い、駆け寄るとヒルが居ると・・・でも裸なので「少し待て」と。私も見たくないし、読者も見たくも想像もしたくないであろう。

本日の収穫。吸血したヤマビル1匹は引き剥がし投げ捨て、その他3匹をお塩ふりふりで退治。奴らは恐ろしい。まるでヒッチコックの映画かウォーキング・デッドだ。

ヤマビルは10℃以上で活動を開始し、(軽井沢は4月から10月)雨や雨上がり後に活動が活発になります。軽井沢では冬は氷点下10℃になりますが、越冬するようです。せめてもの救いはゴキブリは越冬できないようで、私は確認したことがありません。軽井沢ではゴキブリは大繁殖はしていません。

神奈川県のヤマビル対策マニュアル 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA