自分の薪ストーブに絶対的な自信があるので他の商品を買うなどありえない事です。
まあ、アウトドア・キャンプ用の携帯型薪ストーブですけど(笑)
これが実に良くできている。そして、お値段が安すぎます(^_^;)
ニッチな商品ですので、世界市場を相手にした商品にしないと商売が成立しません。国産でも一家に一台の需要があれば1万円前後で販売できる可能性はありますが・・・
キャンプブームの終焉した日本で100台ロット単位ではペイできないと思います。私のハンドクラフトでは1台なら10万円でも難しいです。
まず、TIG溶接煙突で安物のハゼ折ではありません。本体側は煙突のアダプターのみTIG溶接で、その他本体は折り曲げてブラインドリベット止めです。分解して運ぶような仕様にはなっていません。
この商品が5万円なら見向きもしませんが、2万円以下なんですよ!この手の商品は乱立気味ですが、私がおすすめするポイントをご紹介します。
1,本体が組み立て式でないので大きく重いがその分、堅牢で耐久性が期待できる。軽量のチタン製本体にマキマキ煙突はお値段と耐久性から私は除外しました。
2,組み立てが簡単。
3,コンパクトな本体に大きめの耐熱ガラスが2枚ある。申し訳程度ですがエアーカーテン的空気取り入れ口もある。
4,本体と煙突が磁性があるがステンレス。(一部SUS304と思われる)
5,ロストルが意外と厚物で丈夫。
6,両側サイドシェルフ付き。調理の時に大変便利です。自己責任ですが点火中に持ち手となり、移動が簡単。
7,天板とサイドシェルフがフラットに設置できる。(エアーカーテンのつまみの出っ張りが残念ではある)
8,パッド付き収納袋。安くても3,000円相当の良いものです。
悪い点はこの価格ならありませんが、強いて言うとすれば。
1,脚が短い。これはDIYで簡単に延長できそう。
2,サイドシェルフで耐熱ガラスに死角ができる。
3,やはり長期運用で耐久性が心配。
4,煙突が短く口径が小さい。
5,見た目でスパークアレスターは欲しかった。(別売り)
一応は薪ストーブ屋なので改造と工夫を考えてます。
基本、箱に煙突を接続した薪ストーブなので煙突に直接炎が流入して煙突が赤熱します。赤熱すると酸化して黒錆が発生し、いつかは穴が空きます。赤熱させないことが大切です。薪の乾燥などあたりまえですが、適切な樹種、適度な薪の太さと量と流入空気で温度管理が必要です。
世の中の薪ストーブうんちく輩が二次燃焼、完全燃焼、燃焼効率etcとうるさいです。
二次燃焼は連続して燃えているので私は二次燃焼とは考えていません。二次空気または三次空気の流入で、より長く燃やすのは良い方法かとは思います。
薪ストーブは燃焼効率が、例え98%でもそれは完全燃焼ではありません。
燃焼効率を上げるには木質ガスを可能な限り高温の環境の中で滞留させ、新鮮な熱い空気と撹拌することです。それを可能にした薪ストーブは私の薪ストーブです(笑)(営業)
たわしと茶こしを増量!
とりあえずステンレススチールたわしに灰掻き棒の先端をねじ込み、煙突掃除棒兼用にしました。
今後はバッフルプレートを取り付けて二次空気の取り入れ口も考えてます。
現在はΦ60の茶こしを排気直前に取り付けて触媒的?な燃焼を狙ってみます。もちろん詰まる可能性が高いですが網の目を変えて実験したいと思います。スパークアレスターの効果はあるでしょう。
都市にお住まいの方でも、ちょっとした火遊びがベランダでできるかもしれません。その次はステップアップで当方も薪ストーブをご検討ください(笑)
その後、薪ストーブを改造。
100均の茶こし(60mm)をなんちゃって触媒にして、バッフルプレートを取り付け。
バッフルプレートの取り付けは素人さんには難しいかもしれませんが、茶こしはDIYでできる方も多いと思います。おすすめいたします。テントに穴が開く確率がスパークアレスターより低くなりますよ。