結論を先に申し上げよう。ロケットストーブで床暖房は可能であろうが、メリットを見出さない。オンドルのように排気熱を床に通すのはメンテナンスを考えると相当のリスクがある。
排気熱が無理ならば床に配管をして液体を循環させるのが良いであろう。
蓄熱体としては水が一番安くて効率的だ。水の蓄熱量はコンクリートの約2倍、土壁の4倍、レンガの3倍、杉の9.5倍と言われている。
しかし、循環させるポンプ、サーモセンサーなどの必要性を考えると全く魅力を感じない。物事はシンプルに考えたほうが良い。
電気自動車にしても言えることだ。「石油から電気にするときに3分の1、走るときに4分の1だけしか有効に使用できないので、電気自動車のエネルギー総合効率は12分の1になり、普通のガソリン自動車より悪い。」(中部大学武田教授)
※原発も電気にするときに3分の1になり、残りのエネルギー(熱)は海水を温めています。
私はプリウスに乗っている。非常に燃費が良いので満足している。しかし、プラグインのプリウスには魅力は感じない。深夜の安い料金の電力で充電が原則であるから。当然、原発の電力となる。
自然〇〇、エコ〇〇に騙されてはいけない。電気自動車のCMを見るたびに非常に違和感を感じる。
脱線したが、上記の理由で床暖房はおすすめしないのである。そもそも、ロケットストーブは少ない薪で稼働させているので、熱量が圧倒的に少ないのである。つまり、普通は循環する水を温められない。大型のロケットストーブなら話は別ですが、その場合は、もはや薪ボイラーとなる。
先日、某雑誌からケチキュートの取材を受けましたが、どうやら趣旨は蓄熱ストーブの特集で当然に論外の薪ストーブになってしまいました。残念。
私は蓄熱ならコンクリート、ソープストーン、レンガ、土ではなく水を使ってみたい。下記の写真は水冷ジャケット。このようなジャケットをステンレスで造り、ケチキュートにコーディネートしたら面白いかも。でも、現状で十分な熱回収ができるので必要ないな。
※ケチキュートの納期について。今秋から冬にかけご予約をいただいているお客様を優先しているため、秋には3カ月ほどお待ちいただくことになります。
