私は営業もパンフレットなどの配布もしておりません。ブログは唯一お客様に出会えるきっかけかもしれません。
1日250程のアクセスがありますが、多くがスルーされます。しかし、稀に熱烈な視線を浴びせる方がいらっしゃいます。
今回のお客様もその一人です。取り憑かれたようにケチキュートを大切に思ってくれています。「ストーカーかよ」と突っ込みを入れたくなります。
家を建てるのではなく、この薪ストーブを置く家が欲しいと・・・
遠方からの来店即決のお客様は2度目ですが、とにかく普通ではありません。私のお客様は全て変わった方ですが本物を見抜く力があるというか、物事の本質を理解されています。
例えば家をほとんど自力で建てるなど、一見無謀で馬鹿げた行為をする人はテレビの世界で、リアルに目にすることはまずないでしょう。ところが、私のお客様の中にはその様な方が3組いらっしゃいました。自給自足を目指す生きる力溢れる女性も多いです。完全なマイノリティーです。
そんなお客様の元にモバイルハウスで行ってきました。


みなさん石場立ての家など新築で見たことがありますか?多くの住宅は外壁がサイディングに石膏ボードにクロス仕上げ、合板に釘を打ち耐力壁としたり、専用の金物で補強をして、べた基礎に緊結します。
安いし、早いし、見た目が綺麗だし、丈夫な住宅になります。合理的で無駄のない住宅です。


構造材に金物一切使わない、伝統軸組工法で基礎にコンクリートを使わない、筋交いを使わない竹小舞の土壁、美しくしい曲線のむくり屋根などコストがかかるし、大工さんも見つかりません。それを望むのはど変態です。私のストーブを望むのもど変態です。ついでに私もど変態です。そんなど変態が出会ってしまったのです。
早朝、現場に到着すると修行僧の様な左官屋通称くまさんが「会いたかったです。」と握手を求めてきました。強烈なキャラです。一瞬たじろぎます。綺麗好きというくまさんは現場に泊まり込み、10日間風呂に入っていないそうです(⌒-⌒; )
しばらくすると若手棟梁の登場。刃物マニアで手斧を現場で使う大工さん。
道具の収納を見ればきっちりした仕事をするのがすぐに見て取れます。そして見習い大工さんも登場。面白そうな現場です。
やがて砕石を積んだダンプがやって来ました。親方です。父の後を継ぐ伝統軸組工法を重んじる若手親方です。簡易トイレ前の草刈りをしたり、現場でMacノートで図面を描いたり、設備屋さんとスマホで仕様書を見ながら打ち合わせもしたりする。現代的な親方です。
彼らは良い仕事をします。しかし、それを願う施主がいないと成立しません。若いお施主様ですが、こだわりが半端ないです。日本の伝統を重んじる良い施主が増え、彼らの様な大工さんが増えれば、日本の街並みや国産木材の消費が劇的に変わるでしょう。「美しい国」とはこうありたいものです。
良い職人さにお会いできます。「木神楽」良い仕事をします。

なんでしたっけ?様
仕込みのような、模範コメント非常に嬉しく思います。
匿名ですので私のお客様なのか他のストーブのオーナーさんか皆目見当がつきません。
ただ一つ言えることは、なんでしたっけ?様も物事の本質を見極めるお力があるということです。
いいね! 私もはまっている一ユーザですが、この設置を見て普通のストーブとの違いが実感できます。
ケチキュートではいわゆる”かっこいい”炉台や壁が不要で必要最小限のスペースでの設置ができます。下も横も遮熱壁(鉄板一枚)でOKです。側面が150度から180度で巡行運転になり無意味に本体が熱くならないからですかね? そもそも炉台や壁って躯体との空間作って熱的に逃がせるようにすると結構無駄にスペースとります。蓄熱を期待するなら猶更ですね。熱的に遮断しないで躯体を高温にしてしまうのも不安ですし。
ストーブ周りを無駄に飾らず収めたい方にお勧めです。