ノルドストリーム爆破事件が興味深い。
先ず、親ウクライナのグループ程度の組織では爆破は難しい。
「アメリカ・コロンビア大学のジェフェリー・ザックス教授は2月21日に行った国連安保理に対するブリーフィング発言で、①70-90メーターの深い海底に、内径15メーター、4.5センチの分厚い鋼板のパイプ、しかも10.9センチのさらに分厚いセメントで覆われた頑丈な作りのパイプラインがデンマークとスエーデンの排他的経済水域の海底に横たわっているのを秘密裏に爆破するのは国家レベルの関与なくしては不可能であり、技術的能力とバルト海へのアクセスの二つを備えた国家のみがなし得ること、以上の条件を満たす国家はロシア、アメリカ、イギリス、ポーランド、ノルウェー、ドイツ、デンマーク及びスエーデンのみであること、②当初西側は「ロシアの仕業」と言っていたけれども、西側情報機関がその可能性を完全に打ち消したこと(ワシントン・ポスト紙報道)、③このテロ事件についてはデンマーク、ドイツ及びスエーデンが調査を行ったと伝えられているが、もっともよく知る立場にあるのはスエーデンであること、ところが④スエーデンは調査結果を秘密にし、ロシアとの情報共有を拒否し、デンマーク及びドイツとの共同調査も却下していることを明らかにした」
ちなみに2018年のEUの天然ガス輸入先はノルウェー38%とロシアが40%である。
ロシアの自作自演にしても、メリットが少なすぎる。むしろ、ロシアはいつでも元栓は閉めますよ(ロシアは契約通り供給していた)とドイツをある程度味方にできた。
素直に考えれば西側、特にバイデンアメリカであろう。ウクライナ戦争の影の仕掛け人とも言われるビクトリア・ヌーランド国務次官は過去に「もしプーチン大統領がウクライナへ進んだ場合、私たちは、そのパイプラインが停止されることを期待している」と発言していたし、2023年1月末、アメリカ上院外交委員会で証言したヌーランド次官は「ノルドストリームが海底の鉄くずになったことに、アメリカ政府は至極満足だ」と述べている。
もはや自白レベルだ。ちなみに ヌーランド次官の夫はロバート・ケーガンで、ネオコンの理論的支柱。2014年のマイダン革命(クーデター)では現地でデモ隊にパン(クッキーかも?)を配っていた。
また、彼女は過去にウクライナ大使との電話を盗聴され「国連がまとめ役であるのはよいことだ。EUは口出ししてくんな(fuck Eurounion)。」と発言
左派ネオコンで、なかなか豪快で正直な人だ(笑)
先月のシーモア・ハーシュ氏の主張「米国の工作」に説得力があるのではないか。
下記のようなムリクリなスクープ(笑)は信用できない。
https://www.bbc.com/japanese/64884512
それにしても報道機関の立ち位置で内容が全く異なるのはお笑いだ。
果たしてNHKはどの位置でどれだけの信頼度があるのだろう?
バイデン大統領は今月3日、ホワイトハウスでドイツのショルツ首相と会談し、ロシアの侵攻が続くウクライナへの支援を協議している。
これは隠蔽の会談と噂され、80分もの1対1の会談であったが、その後は記者会見では質問なし、CNNのインタビューではノルドストリームの質問は受けないのが条件であったという。


