薪ストーブなんかやめとけ!

私は薪ストーブ屋なので炎上商法、自虐ネタで薪ストーブを販売させてもらっています(笑)

タイトルの通りお勧めできません。薪ストーブは覚悟とお金が必要だからです。

巷で言われるエコだの温暖化防止の為に自然エネルギーをなどと、生易しい動機では薪ストーブライフは続きません。

後悔しないために最適な方法を考えてください。

時計ストーブにシングル煙突をご自分で施工する方は参考になりません。このブログの対象外です。

まずまともな耐久性がある薪ストーブは高価です。もちろん私の薪ストーブも高価です。しかし、まともな煙突の施工をすると普通は薪ストーブ単体より煙突工事の方が高価になります。それに炉台、炉壁を施工したらブルジョワ上級国民の仲間入りです。

設置した後にもお金がかかります。燃料である薪の他に軽トラック新車80万円以上、チェーンソーまともなプロ仕様10万円以上、エンジン薪割り機15万円以上。そうなのです、快適な薪ストーブライフを送るには新品で揃えると別途100万円以上かかるのです。

最大の問題は薪です。ざっくりいうと熱量は灯油1Lは薪2kgと同じです。ホームセンターで薪を売っていますが、1束600円から1000円です。同じ1束でも直径には決まりがありますが、長さや樹種、乾燥状態はバラバラです。1束の薪が12kgだとしたら、単純に灯油6L換算ですが、薪ストーブの場合は熱効率が、良くて60%で石油ファンヒーターは100%近いです。暖房のコストはどう考えても灯油が安いのがおわかりいただけたでしょうか?

新規のお客様と薪についてメールでやり取りしています。以下無承諾で引用。

『薪ユーザーAさんが「買うなんてゆるさん、切り方などは教える、いまから準備しないと次の冬に間に合わない、
薪棚をつくるのだ、設計図書いたらみせろ」
といい、
ユーザーBさん(農家で広い土地がある)は「〇〇(新規お客様)さんちは小さいからきっとちょっとしか要らないからうちのを持っていけばいい、チェーンソーの使い方教えるから薪割りとか手伝ってネ」
などと言われ、どちらも「薪を買うなんて言語道断」なのでした。
かと思うと
別の農家の友人は、薪ユーザーがまあまあいるので薪を売ろうとしていて、「ぜひ買ってね」と言いました。』

引用終わり

私を含めて、往々にして薪ストーブユーザーは自分なりの所作があるので面倒である。私のお客様は、お問い合わせをいただく段階で当HPをご覧になっている方なので、相当な根性と勇気をお持ちだと思う。なので下手なアドバイスは「教え魔」になってしまう。

しかし、事実として薪の確保は大変な作業です。適切な長さ、太さ、そして乾燥が必要です。平均的サラリーマンの時給を1500円とすると、作業にかかる時間、怪我のリスクを考えると薪割りなのに割りに合わない作業となります。

ホームセンターの薪はバカ高いですが、安いとも言えるわけです。私の地域は高級別荘地でもありますが、首都圏ナンバーを付けたいわゆる別荘族がその薪をお買い上げになっています。

暖房に使うとなると別荘にある薪ストーブは大抵大型なので、夜だけで2から3束使います。たまに燃やす、客人を招いた時だけ、どう〜だあ〜と焚く。まあ、そんなところでしょう。近所には立派な別荘がいくつもありますが、小さな薪棚はワンシーズン経っても同じ薪です。こうなったら一種のステータスですね(笑)このようなお客様はお断りいたします。「その前に(お客様は)お前に頼まんわ!」と思うでしょう。

私は生活のため、暖房に薪ストーブを使っています。薪を大量に消費するので薪割りは大嫌いです。斧で割るほど暇人でもありません。だいいち斧の薪割りは難しいし、節があるときれいに割れません。

人それぞれ価値観が異なりますが、私は環境のことを考えてなどではなく、只々、暖房に使うエネルギーは灯油を使いたくない、電気を無駄に使いたくないだけなのです。

最低限の手間はかけますが、最低限のお金しか使いたくないのです。それがケチキュート。

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