ロケットストーブの欠点、短所

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最近注目のロケットストーブ。ペール缶、一斗缶でつくる調理用のストーブをロケットストーブ。
蓄熱して暖房に使うのがロケット・マス・ヒーターというが、私は薪ストーブのものをここではロケットストーブとします。

比較的単純な構造で安い材料でDIYできて完全燃焼すると話題である。

確かに間違いは無いのですが、私が思う欠点を上げておきます。
1、マニュアルどおりに製作すると200Lのドラム缶を必要とするので大きいしカッコが悪い。
2、焚き口、煙道、ヒートライザーに耐熱煉瓦を使用するため重量があり、それぞれの形状や断面積が限定されてしまう。
3、長い横の煙突を土等で蓄熱するため全体で500kgから1t近くの重量になる場合があり、床の束や大引、ネダの補強が必要となる。2階に設置するのは絶望的(我家の場合)。
4、細い薪を5分から30分毎に投入する必要がある。。
5、熱分解が酸素の供給が多いため(ロケットストーブの最大の利点)早く進み、ゴーという独特の燃焼(熱分解)を持続させようとすると、どんどん炭が貯まる。熱分解の時間よりおき火の燃焼時間がずっと長いため。
6、焚き口から時々煙が室内に出てしまう。また、長い薪はうっかりすると焚き口上部にまで火が上り最悪時には火事になる。
7、薪の投入と火の管理のため長時間離れられない。
8、蓄熱に時間がかかり点火直後から数時間は一般的な薪ストーブよりはるかに寒い思いをする。
9、吸気の流速が早いため。太い薪をゆらゆらと燃やすことはできない。
10、流入空気の調整で火力調節が難しい。
11、ドラム缶の板厚不足やメンテナンスがしにくいため耐久性がない。危険回避のため要点検。
12、煙突からの排気温度が低いため煙突内で湯気が結露して粗木酢液が出てしまう。
(高性能薪ストーブと断熱二重煙突の組み合わせは排気温度が高いので結露する前に排気できるが、ロケットストーブがそれらのストーブに燃焼効率で負けているわけではない)
以上が私が思う欠点です。
しかし、これがロケットストーブの利点でもあるのです。レンガや土の蓄熱は大変魅力的です。
設置が可能な方はぜひチャレンジしてください。

追記
ロケットストーブで床暖房を実践(構想も含む)を試みるている方もいるのでは?水分を含んだ排気ガスでの床暖はメンテナンスが無理だと思います。お湯を循環させるのが現実的だと思います。

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