煙突の逆挿し

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※注意・写真のような屋根より高く上げない施工方法は逆流する場合があります。

薪ストーブは煙突により性能が左右されるのが常識である。しかし、ロケットストーブに関してはさほど重要ではないのだ。高性能のドラフト装置を内蔵しているからだ。
それでも、薪に含まれる乾燥していても重量比2割の 水と粗木酢液を排気しなければならないので煙突は必須である。値段の高い断熱二重煙突だろうが安いシングル煙突だろうが性能はかわらない。それより煙突の施工方法が重要である。

後付なら天井から(垂直に)排気する必要はないので壁出しとなるが、排気熱を部屋に多く取り入れるなら煙突の横排気を室内側で長くすれば良い。ただし、室内では屋外より更に粗木酢液に注意しなかればならない。

屋外に至って煙突は逆挿しが良い。残念ながらシングル煙突は正挿しが基本で製品化されている。逆挿しは雨水を煙道内に入れてしまう危険があり、正挿しは煙突内部の粗木酢液を煙突の外面に付着させてしまう。では安価なシングルでどう解決するかであるが、私の結論は逆挿しでコーキング処理である。煙突部品で問題になるのはストーブの接続と煙突トップであるが、切り込み等を入れれば逆挿しで接続可能だ。
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煙突トップのコーキングと逆挿し部分。

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問題となるのが粗木酢液の回収だが安価な汎用品が見つからない。2Lのコーラのペットボトルも残念ながら合わない。造れば良いのだがその分お客様にはコストを負担していただくことになる。何か安価でかっこ良い物はないか物色中である。

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煙突支えはステンレスで自作した。当然手間がかかるのでコストアップになる。

ケチキュートもハンドメイドなのでそれなりのお値段となる。300°Cで料理ができるオーブン付きで低燃費の薪ストーブは私の知る限りありません。他の薪ストーブと比べてください。自信があります。

話は飛ぶが以前、薪ストーブの温度管理は重要だと記したが、私のケチキュートはバイメタル式の温度計は必要ないのではないかと思う。ストーブ天板の温度が120℃+-10℃前後がちょうど良い燃焼だ。これで断熱性の良い住宅なら20から30畳ぐらいの部屋が十分暖かい。天板にやかんをかけていれば水蒸気で薪ストーブの燃焼状態が遠くからでも確認できるのだ。

2 thoughts on “煙突の逆挿し

  1. 鉄人アーツ 投稿者返信する

    awaji aic様
    > ところでコーキングは、どのような物をお使いですか?
    シリコンコーキングです。だいたい150℃の耐熱性があります。それより煙突が高温なる場合は注意をしてください。(耐久性が劣るだけです)ステンレスの塗装なしでしたらクリアーが良いでしょう。330ml300円程度の安いもので大丈夫です。塗装はのりませんので注意をしてください。煙突をギュッとつないだ中心線から上下に2から3mm程のところにマスキングテープを張り合計4から6mmのところにコーキングをするのですが、♂側の山部分の少し下にコーキングをして差し入れ、支え金物取り付け後にはみ出したコーキングをヘラまたは指でならします。テープを取り完成ですが、あまり時間が経過するとコーキングが硬くなりますので注意してください。不明な点はまたコメントください

  2. awaji_aic 投稿者返信する

    逆挿しトップできましたか。
    私も参考にさせていただきます。
    ところでコーキングは、どのような物をお使いですか?

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