
今日の軽井沢は最低気温−10°C。よいよ本格的な冬を迎えています。
ケチな私としては薪の消費量が気になるところ。苦労して集めた薪があっと言う間に無くなったのではお財布や環境にもやさしくない。
このストーブを設置以来の最低気温での点火。やはり通常より時間がかかる。ストーブ自体は30分で安定燃焼して1時間で十分な熱を放出する。最大火力は80000kcal程度なので一気に冷えた30畳の部屋を 暖められない。暖められる薪ストーブは薪の3割以上の熱量を煙突から捨てているのである。
さて、写真であるが磁石付き温度計を2つ付けてみた。最高温度は200°C(900円位)であるが我が家のストーブには丁度よい 。薪ストーブ用の温度計は400〜500°Cを測れるが我が家の薪ストーブはどうやってもそこまで温度が上がりません。そもそも部屋の暖房にそこまで温度が上がる必要は無いのである。

上部側面の温度は145°C。一般的な薪ストーブでは不完全燃焼と言われる温度ですが二重構造ですので決して低い温度ではありません。オーブンの内部は最高温度300°C以上に出来ます。

ここに注目。部屋からの出口付近の煙突の側面温度はなんと42°C。普通の薪ストーブではありえない温度です。温度計はストーブの上部の煙突付け根部分につける方が多いと思いますが、一般には150°Cから250°Cがよい燃焼です。このような薪の燃焼はクリーンバンや触媒付きの薪ストーブでも不可能なのです。
排気温度が低い薪ストーブは低燃費なのです。低い温度=空気を絞り運転ではありません。肝心な二次燃焼室は500から600°Cです。薪の熾きは800°C以上。この温度では不完全燃焼はしません。それでも排気温度が低くても排気出来る薪ストーブは私が知るかぎりロケットストーブしかありません。完全燃焼しても排気温度が高いストーブは普通の薪ストーブです。
燃料コストですが真冬の30畳を暖房するなら一時間あたり500g〜1kg必要です。多く見積もっても寒冷地で1日平均10時間(1日の消費10kg)x6ヶ月≒1800kg。これが多いか少ないかは初めての方にはわかりませんが驚くほど少ないのです。乾燥薪(ナラ)10キロ400円として暖房の燃料費が72000円となります。もしかすると灯油の値段次第では買った薪でも灯油より安くなるかもしれません。
