ロケットストーブで原発に頼らない生活とは

電力は原発がなくて賄えるので原子力は必要ありません。しかし、電気を使わない生活は自己満足の世界ですね。仙人のような生活をお望みでしたらそれは素晴らしことです。私も実践してみたいです。残念ながら実際は仕事をして子育てをするとなると不可能ですよね。せめて身近なエネルギーだけでも自己完結したい気持ちは理解できます。

ロケットストーブに限らず薪ストーブは薪の確保が重要になります。原木を切って薪割りをしても広葉樹は2年、針葉樹は1年位の乾燥期間が必要です。また、玉切りにはチェンソーは必要ですし、運搬には軽トラックがないと非常に不便を致します。薪割り機もあると便利です。燃料や機器類や作業時間もそれらすべてが薪ストーブのコストになります。決して薪はタダではないのです。 

ロケットストーブは小枝で十分との反論もあろうかと思いますが、今回の原発事故でその夢も叶わない地域が多数あります。広範囲に降り注いだ放射性物質が問題なのです。小枝は表面積が多いので付着率が高いのです。
林野庁は下記のような指標を設定しています。
薪(乾燥重量) 40Bq/kg
 これは食品の基準に比べると非常に厳しい値です。現在、食品の安心安全の流通基準が100Bq /kg以下ですのでおかしな基準だとは思いませんか。薪の基準は灰になった場合を想定して埋められる8000Bq/kg以下から来ています。恐ろしいぐらい高い基準です。原発や医療機関では100Bq/kgの低線量放射性廃棄物は黄色いドラム缶に入れられ厳格に管理されています。このダブルスタンダードは理解できません。
薪だけが汚染されている訳ではありません。汚染地域では車、庭、デッキ等の屋外のすべてを汚しました。
落ち葉や雑草の野焼きは比較的低い汚染地域でも心配です。40Bq/kgなどすぐに越えてしまうのです。それだけの原発の重大事故があったことを認識すべきです。

薪や落ち葉の基準は法的な拘束力のないただの指標です。自粛の範囲なのです。

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