刃物好きは女好き

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慣れればノミの研ぎは難しくない。
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最近、入手した刃物。右から越前、佐治武士さんの「山野小刀」土佐、豊国さんの土佐鍛渓流刀 、同じく土佐鍛 腰鉈 片刃。

男ならナイフの1本は持て。狩猟本能か男性ホルモンかわからないが、刃物を見ればわくわくするのが男であろう。女性にはそのへんは理解できないであろう。カワイイ💞を連呼したり、別腹と称しデザートに目をやる女性が理解できない男のように。
先日、中1の息子に鉛筆を削らせたが、不器用なナイフの使い方にがく然とした。いままで刃物を持たせなかったが、こっそりと肥後守を手に入れ、砥石で研ぐのが男の本能と思っていたが・・・
今にして思えば小3の時に仕上げ砥石だけで砥石もナイフのすり減らした、間違った研ぎ方も懐かしい。

祖父も父も野鍛冶を本業ではないがやっていた。昔は町に何軒かあった野鍛冶も今は殆ど無い。私だってふいごなんて見たこともない。自分でも刃物を打ってみたいが、熟練の職人に失礼だ。と思ったら、なんとタケフナイフビレッジの体験教室なるものがあるではないか。是非とも参加したいものである。

鋼に関して良い記事があったのでメモとして残しておく。

鋼の焼入と切れ味千代鶴是秀を襲名した三代目千代鶴(落合宇一さん)は、白紙と青紙で鉋を造り、切味試験をした結果、白紙の方が倍も長切れすると発表された事があります。
私共が剃刀を造っても判ります。白紙の方が切れるのです。所がです白紙の方は、鍛錬が難しくって、どうしてもポロ欠けする様な刃物になり勝ちです。それに焼入れが面倒でして、油なぞで焼入れすると雲が沢山出ます。
雲というのは刃物に光を当て、見ると、雲の様なものが刃物の表面に見えます。其の処は軟らかいのです。焼が完全に入っていない為です。ヤスキ製鋼所の説明書に依れば冷却剤として白紙には油か水と書いてありますけれども、油では焼が入りにくいです。私共の実験では油の中で焼入れをしてもうまく受けつけません。水でなければよい焼が入りません。
青紙の方は油でも水でも焼が入るのですが、白紙はそうでありません。水を使っても、鋼の出来具合いによっては、雲がついて、まん中に軟らかい部分が出る事があります。そういう性質を持って居ります。鋼というものは、優秀であればある程焼入れが面倒なのです。

 

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