客人「大将!今日のお勧めは?」
大将「ヘイ、今日は良いネタが入っていますよ」
客人「じゃあ、それちょうだい」
大将「アイヨッ」「ハイお待ち、逆流です」
客人「何だ、この間のネタじゃない」
大将「いやいや、良いネタなんですよ。次は火災です」
客人「これも、同じネタじゃん!!」
と、まあ寸劇はこのぐらいにしましょう。
当店一番人気の20のウソをバージョンアップします。
先日、納品した薪ストーブは、ロケットストーブの本場、広島からのオーダーでした。お客様にお話を聞くと、4台ほど自作して室内に設置していたようです。それなのに、なぜ私の薪ストーブをご注文いただいたのか。お客様の条件は「絶対、逆流しないロケットストーブ」でした。点火時や風の強い日にロケットストーブが逆流してお困りになったようです。
実はこの条件が意外とハードルが高いのです。柏崎や浜岡原発と同様に絶対とは言えませんが、先ず逆流しない方法を提案しなければなりませんでした。煙突の施工条件があまり良くないので、どうなるかと思いましたが、良い薪ストーブが出来ました。喜んでいただいたと思っております。
コンロタイプのロケットストーブはともかく、ロケットマスヒーターは点火時に逆流しやすいのです。点火時はヒートライザーや煙道が冷えておりますので、上昇気流(押し出す力)が弱くなるのです。一般の薪ストーブより遥かに初期点火は難しいのです。
また、自作する方は煙突についての知識が乏しい方が多いです。最低でも煙突をご自分で施工するのなら、このぐらいの条件はクリアして下さい。参考サイト・27万台の実績ホクダンペレットストーブD2縦型。
驚くことにネットでも逆流に関する書き込みは少なく「風圧帯」のキーワードには我がサイトが上位にヒットします。風圧帯をなぜ避けなければならないか、理解するところから煙突の施工ははじめて下さい。
風圧帯を避けなければ巡航運転時にも逆流します。
次は火災についてです。
ご自分で施工するにも必ず専門の方のアドバイスをお聞き下さい。にわかロケットストーブマニアではダメです。私は自作ロケットストーブについて一切のアドバイスは致しません、責任が負えないからです。
衝撃的な写真を公開いたしましょう。

ロケットマスヒーターによる低温炭化です。おそらく左側が焚口、右側がより温度が高いヒートライザー部分だったのでしょう。いや、逆だ。最下部は焚口のほうが熾で高温になる。
運良くロケットストーブを移動させる機会があり、低温炭化を発見したのです。私に寄せられた情報だけですでに2件、この内1件は火災(写真の事案ではありません。消防署には通報する前に消火できたようです)になっています。いくつかのロケットマスヒーターの施工画像を見ますとおそらく低温炭化しているであろう事が予想されます。自作マニアの方はぜひ床を直ちに確認して下さい。でないと、ある日、突然火事になりますよ。
残念ながら雑誌を含めて、このようなロケットストーブ特有の注意の呼びかけは、このサイト以外皆無である。批判的なコメントをいただくこともあるが、これは事実なのです。

ふれーゆ様
コメントありがとうございます。
大震災前から開発を進め、販売をはじめました。
ご興味がありましたらハンドルネームをクリックして御覧ください。
はじめまして。
最近ロケットストーブに興味を持ちだしました。
やはりどんな物にもメリット。デメリットがあるものですね。
この際プロのストーブ屋さんとしてデメリットを最小限に抑えた安心して使えるロケットストーブを開発して販売してみてはいかがでしょうか?
よくよみ様
コメントありがとうございます。
一斗缶、ペール缶タイプの直火ロケットストーブを室内に使われる方は少ないと思いますが、ロケットマスヒータータイプに仕立てたものを室内に使う方がいるようです。火を使うのですから危険性を認識していただきたいです。
使い方は人それぞれ何だろうけど
家の中で使うこと自体が
個人的にはびっくりです
火は外で。。
カネ様
こんにちは。写真を見れば普通はやばいと思いますよね。このブログはロケットストーブで検索されているのに問題意識が薄い人がい多いです。ブログの出だしが面白く無いので、読まれないのは私の責任ですが・・・
断熱材の有無は確認していませんが、皆さん恐ろしいぐらいに下部の高温に気が付きません。特に耐火レンガで施工すると安心してしまうようです。
もともと、土間に設置する発想だからでしょうが、私は怖いです。
この写真は衝撃的ですね。一時は自作を考えていたモノにとっては、床との間の構造をどうしていたのか知りたいところです。
いわゆる断熱材で充填されていると逆に危ないケースもあるでしょうから。