年明けに書いたブログをお蔵入りにしましたが、公開いたします。
タイトル通り、本当にめんどくさいお客様でした(笑)
お客様相手にの仕事をしていますので、いろいろなお客様がいらっしゃいます。
しかし、技術的興味や自作の参考に情報を求める輩が後を絶ちません。
来店をするにあたり、HPをお読みいただくようにお願いしているのに、薪ストーブがすぐに欲しいとか、在庫はありますかと?買わないやつほど言ってくる。
誠に迷惑な話だ。後にわかるのですが、薪ストーブを製作する設備があるような方が説明を求め、私が6時間も真摯にそして丁寧に今まで3名の方に説明いたしました。6時間ですよ。今思えば全くの無駄どころが大きな損害です。
まだ、個人の自作レベルだったら許しましょう。中にはお役所から、環境に良い薪ストーブだとか地域の雇用・活性化などの補助金をもらうために、お客のふりをして技術的情報を求める団体もあるのです。
これはもはや犯罪です。
インターネットの情報はタダですが、公開していない情報はタダではありませんので、十分に注意してください。
最近はロケットストーブの原理を応用した薪ストーブも、ちらほら販売されています。販売店の中には私のブログの記述内容そっくりなHPなどもあります。まあ、薪ストーブを開発するために実験をすれば、なるほどと思っていただける内容なので、記述は同様になるのでしょう。
正しい知識が広まるのは良いことです。ただし、長い横煙突で低温の排気が可能とか記述がありますが、これについては誤解を招きますので危険な記述です。誤解とは何かの説明はこちらを御覧ください。ロケットストーブ20のウソ
今まで薪ストーブを購入していただいたお客様の殆どが、私の拙いブログをお読みになり共感、または信頼をいただいていると自負しています。私自身、納得して商品を購入したいので、とことん説明を求めます。私は当然の欲求であると思うので全力で説明をいたします。その為、対応は非常に細かくなり面倒な作業となります。
先日、納品したお客様にも苦労いたしました。過去のブログ一言一句に疑問を投げかけて来るのです。やり取りは電話とFAX・手紙です。ブログの内容は基本正しいのですがが、過去のことなので間違えや勘違いをさせてしまったりする記事があるかもしれません。ご指摘があれは訂正させていただきます。

富士山が見える現場でした。写真は途中の道の駅。
仮にこのお客様をAさんとします。Aさんは悪く言えばまるでストーカーのように私のブログをお読みいただきました。私は記憶力あまりありませんので忘れてしまったことを、Aさんから指摘されると「薪ストーブについてよくご存知ですね」などと関心してしまいました。
設置のため、ご自宅に伺うと軒先にシートをかぶったバイクがありました。はじめてお会いした時にAさんはセローに乗っているイメージががあったので、伺ってみるとやはりセローでした。腰を痛めて10年間不動のらしい。昔はKawasakiのKL250を乗っていたそうです。実は私が過去に乗った唯一のKawasakiは同じKL250です。
はじめてお会いするのに、波長があうというか話が弾むのです。原発や社会制度、9.11、日航機墜落事故の陰謀説、はたまた地球外生命までお互い似た者同士で共感したのです。私の奥さんは極めて普通の女性ですが、私を信頼してくれた数少ない女性です。その奥さんでもそこまで共感してもらえません。Aさんが女性なら今の人生を投げ打ってでも新な人生を歩んだかもしれません(笑)
奥さんは浮気相手が男なら勝負にならないと申しておりますが、私は男性には恋愛感情はありません。残念。
お互い細かい人間ですので、とても繊細な煙突工事となりました。ガルバリュウム鋼板の棒瓦葺きの煙突屋根貫通の後付工事です。しかも勾配が2/10と緩やかで、雨漏りが心配になる難工事でした。
後付ですので現場は蓋を開けて見ないとわからないことばかりです。
不安を感じながらの現場を確認すると、なんと床には細かく設置位置が墨付けされていました。これは厄介な現場だ。精一杯の工事をしなければならないと直感したのです。


大きな問題はなかったのですが天井裏は狭いし、そこに炉台の設置の傾き1/2400の精度を要求される無言のプレッシャーがありました。私は見た目がガテン・オラオラ系なのですが実は気が弱く繊細なのです。工事中に宿泊した4日間のホテルで、何度も工事が心配になり目が覚めてしまいました。
気が弱い私ですが、現場工事の解決力に非常に自信がります。考えて解決できる問題はクリアして、無理はものはいくら考えても無理なので対案を考えます。
工事はこれ以上ない仕上がりで終了いたしました。薪ストーブの火入れ式には奥様にも、ご立会頂き無事に終了しました。
ご夫婦で「これにして良かった」「いいね」「感動するね」とお言葉を頂きましが最高のお褒め言葉でした。ありがとうございます。末永く薪ストーブとお付き合いください。
但し、これ以上の細かな要求にはお答えすることはできませんよ(笑)
本年もブログをお読み頂き感謝いたします。
来年も厄介で面倒なお客様を引き続き求めていますのでよろしくお願い致します。
